簡介
『妻みぐい』はアリスソフトの「妻シリーズ」と呼ばれるシリーズの第1弾に当たる。本作は2002年3月15日にWindows端末に向けて発売された。価格設定は当時の美少女ゲームの価格帯の約3分の1の値段(2800円)となっていた。このような価格設定になったのは、プロデューサーのTADAがパソコンゲームの価格がつり上がる様子に違和感を抱き、当時の家庭用ゲーム機用ソフトで流行していた廉価版の販売をヒントにしたことに由来する。2010年10月1日には、『妻みぐい ボイス追加ダウンロード版』発売。2010年10月28日には、au専用ゲーム配信サイトの虹屋より、携帯電話向けのゲームアプリとしてもリリースされた。
システム
公式サイトでは「新感覚癒やし系人妻アドベンチャー」と題しているが、育成アドベンチャーあるいはシミュレーションゲームとしても分類される。プレイヤーは朝昼夜の3度主人公の移動先を選択し、時間制限として設定されている2週間後の引越し日までマンションの住人との会話イベントなどをこなしていく。その会話イベントや取得したアイテムを使って「らぶP」というポイントを獲得し、そのポイントを引き換えに昼限定で香苗からの調○を受けられるといったゲームシステムになっている。調○コマンドにはいくつかの項目が用意され、それぞれ繰り返すごとにレベルが上昇し調○シーンの内容は過激になっていく。その他コスチュームなどを利用することでもHシーンに変化をつけることができる。主人公にはテクニックや耐久力などのパラメータが用意されており、これらが悟が思いを寄せる千穂の攻略時に影響してくる。しかしながら、本作には千穂のエンディングに加え、香苗のエンディングも収録されており、両者には好感度のパラメータが用意されている。本作に収録されたCGイラストの大半はHシーンに割かれている。