A.D.Police

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簡介

『AD.POLICE』、および『A.D.POLICE』(アドバンスドポリス、エーディーポリス)は、日本のアニメ作品。

前者は1990年にOVAとして全3巻がリリースされ、後者は1999年にテレビアニメとして全12話が放送された。両作品とも登場人物の重複は少なく、ストーリーも互いに関わりが薄いが、『バブルガムクライシス』および『バブルガムクライシス TOKYO 2040』の外伝作品に当たり、世界設定などは同シリーズと共有している。

本項目では、OVA『PARASITE DOLLS』など派生作品についても併せて詳述するものとする。

劇情介紹

2027年、メガTOKYO。ブーマの氾濫に対し、軍隊並の武装を持った特殊警察機構AD.ポリスが設立された。新人のAD.ポリス隊員であるレオンは、連日ブーマ狩りやテロ鎮圧に出動していた。

File-1 幻の女

重傷を負いながらも暴走した女ブーマを駆除したことでノーマルポリスからADポリスへと配置換えになったレオンは、しかしその初出動でブーマの拘束に失敗し、同僚アルースを殉職させてしまう。今回の暴走ブーマも女性型であり、レオンは先の一件で女性との接触にトラウマを抱えていたのだ。加えてアルースが生前に借金を抱えていた事と、たまたまその暴走ブーマと事前に接触していた事から、保険金目当ての自殺ではないかという疑惑がかかり保険金の支払いが却下されてしまう。これに異を唱えた同僚ジーナとともに調査に乗り出したレオンは、頻発する暴走ブーマに事件を引き起こす何らかの共通点があるはずだと推理するうちに、いずれのブーマも違法に再生された中古品であることを突き止める。しかしジーナと別れて捜査を進めていたレオンは、突如として謎の女ブーマから襲击を受ける。そのブーマこそはかつてレオンにトラウマを刻み込んだ暴走ブーマであり、彼に殺害された記憶が消去できなかったため違法再生後に暴走、執拗にレオンに襲いかかってきたのである。レオンは必死に女ブーマに抗うが、負傷して逃亡もできず、さらに弾切れになり窮地に立たされるも、駆けつけたジーナによって女ブーマが駆除された事で九死に一生を得る。生きながらえたレオンは、この狂ってしまった都市には、むしろブーマたちの方が住人として似つかわしいのではないかと独白する。

File-2 ザ・リッパー

地下鉄で連続娼婦惨殺事件が発生し、ノーマルポリスの捜査が難航していることを受けてADポリスも犯人追跡に動員される。ADポリスが犯人をブーマだと断定するのに対し、ノーマルポリスの女性警官アイリスはこれは憎悪を抱いた人間による犯行だと考えていた。そんなある日、右目の異常からサイバーアイへの置換を行おうと病院を訪れたアイリスは、そこで食料品大手企業グリーン社のCEOであるキャロライン・エヴァンズが生身に戻りたいと医師に訴えている現場を目击する。彼女が事件に関係しているのではと直感したアイリスは、ノーマルポリス時代に友人だったレオンと彼の相棒ジーナに協力を求めてキャロラインを追跡し、彼女が体の大部分をサイバネティクスに置き換えていたことを突き止める。男性ライバルとCEOの座を争っていたキャロラインは、生理に伴って業績が落ちるという疑惑を払拭するために全身の大部分を機械化したが、それ故に夫から「やっぱり人間の女が良い」と言われ浮気されたという。キャロラインは嫉妬と憎悪に駆られ、夫の浮気相手である娼婦たちへ無差別に復讐を行っていたのだ。真実を突き止めたアイリスをも殺そうとするキャロラインだったが、レオンとジーナによって妨害され、そのまま地下鉄へと逃亡する。人体の70%以上を置換したキャロラインはもはやブーマに等しいブーマロイドであると告げるレオンに対し、アイリスはキャロラインは人間であり逮捕される権利があると主張してキャロラインを追跡する。だがADポリスが停車させた地下鉄車両にアイリスが踏み込むと、そこには人間の女として扱われる事を望んだがため、チンピラたちにレイプされて殺されたキャロラインの姿があった。ジーナはキャロラインは望み通り女として死ねたのだろうと呟き、レオンはこの街では人間もブーマも変わりないと言う。そしてアイリスはサイバーアイへの置換手術を受ける事を決意し、「人間」を少し捨てるのだった。

File-3 舌を噛む男

ADポリス特別機動部隊隊長ビリー・ファンワードはブーマとの戦いで瀕死の重傷を負うも、脳と舌だけを機械の体に移植されて蘇生に成功し、対ブーマ戦闘サイボーグの実験体第一号として生まれ変わる。だがそれによってあらゆる感覚を失ってしまったビリーは、唯一残された生身の部分である舌を噛むことで、その痛みを人間である証とするようになる。しかしビリーは戦闘において残虐にブーマを破壊するようになり、周囲の人々の声も耳に届かなくなりつつあった。ビリーの元恋人であるジーナはビリーの異変に気づいて、開発者であるタカギ博士を追求する。タカギ博士は同僚からの「無感動による性能低下はビリーの心の問題である」という忠告を無視し、不足した刺激を補うためビリーに興奮剤DA-27の過剰投与を行っていたのだ。結果、ビリーはもはや麻薬中毒者と変わらない有様に陥っていた。やがてタカギ博士が虚栄心から自身を改造し、名声を手に入れた後は今度こそ殉職させるつもりだと知ったビリーは、DA-27を自ら大量に投与して暴走。タカギ博士を惨殺し、ADポリス警官を殺害しながら基地内で暴れ始める。事態を察知して駆けつけたジーナは対戦車ライフルを手にしてビリーと対峙し、もはや自分が何者かすらわからなくなったビリーは、痛みをくれ、自分は人間なんだ、自分の舌を击ち抜いて殺してくれとジーナに懇願する。ジーナはビリ―の頭を吹き飛ばし、片腕を機械に置換している自分もいつかこんなふうに死ぬのだろうかと恐怖に震え、涙する。そして晴れた空の下で埋葬されるビリーの葬式の風景を映し、物語は幕を閉じる。

STAFF

原作 - 鈴木敏光

原案 - トニーたけざき(『A.D.POLICE 25:00』 バンダイ B-CLUB連載)

監督 - 池上誉優(File-1)、西森明良(File-2, 3)

脚本 - 会川昇

スーパーバイザー - 荒牧伸志

キャラクターデザイン - 小田不二夫(File-1)、中杉透(File-2, 3)

作画監督 - 小田不二夫(File-1)、北爪宏幸(File-2, 3)、太田まさみ(File-2)、大張正己(File-3)

プロダクションデザイン - 夢野れい

美術監督 - 高遠和茂(File-1)、串田達也(File-2)、佐藤広明(File-3)

撮影監督 - 高橋明彦(File-1)、小西一廣(File-2, 3)

音響監督 - 藤山房延

プロデューサー - 杉田敦、小泉聴

制作 - アートミック、AIC

製作 - アートミック、バンダイ、ユーメックス

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